国産の欅を素材に用い、巧みな轆轤技法で仕上げた漆塗りの茶器セットです。オールインワンに収納出来、ご自宅はもとより外出先でも香り高いお茶をお楽しみ頂けます。
木製漆器は保温性が高く、熱いお茶にも最適な器です。
旅先でアウトドアでお気に入りのお茶を召し上がって下さい。
※お湯を片口に半分くらい注ぎ、素早く注ぐ事で上手に注ぐ事が出来ます。
片口の形状上、若干裏漏れする場合がありますが不良品では御座いません。
天然木(欅)・漆塗・化粧箱入・日本製
内容物 本体・ステンレス落とし×1 コップ×2客
サイズ 本体Φ9.5×7.3 コップΦ5.7×3.8
伝統工芸士 佐竹一夫作
本体の裏側に作家の焼き印が入ります。
赤・黒・茶よりお選び下さいませ。
※写真のイメージは赤摺の展開イメージです。ご注文の際は品名のお色をご確認下さい。
<山中木製漆器の特色>
白木地を鉋と呼ばれる特殊な刃物で回転させながらくりぬく轆轤挽きに優れ、主に椀銘々皿、茶托などの丸物の製造を得意とします。特に棗などの茶道具の木地は全国の8割から9割を山中で挽いています。
山中の挽物を特徴づけている筋挽きは木地に鉋で挽目を施し、一種の意匠とするもので、糸目筋、ろくろ筋、びり筋、平みぞ筋、稲穂筋、柄筋など約五十種類あります。豊富な木地の材料に恵まれた山中塗は欅、桜、栃などの材料を大小様々な器物に用いて用途に応じて下地~塗~蒔絵の行程へと進み、美しい色つやの漆器が完成致します。
当然、ほとんどの制作行程が手作りな為、原木の乾燥から完成までに要する時間は長いもので1年以上かかります。