■漆磨(シーマ)カップは、
燕三条の研磨技術で仕上げたステンレスのボディに、
伝統工芸・山中漆器の漆塗りを施したカップです。
用の美にかなったフォルムと構造。
そして用を超えた美術品のような美しさ。
工芸技術と工業技術を融合させることで、
他にない表現と機能性を生み出しています。
■箔衣
石川県金沢市の伝統工芸として受け継がれた「金沢箔」を漆磨カップに採用しています。
職人が手作業で貼り合わせる「切り回し」という技法を用いているので、2つとして同じ模様はありません。仕上げは山中塗の伝統的な拭き漆を施し、金箔の風合いをできるだけ残しています。
漆の良さ、金属の良さを引き立てて
カップ本体は18-8ステンレスを用い、新潟県燕三条で成形、研磨しています。二重構造になっているため水滴が付きにくく 、保冷性にも優れています。ステンレス素材の機能性を生かしつつ、外側を漆で仕上げることで、しっとりとした質感がプラスされ、口あたりもやわらかです。
漆磨カップは「赤富士に鶴」シリーズを除く全商品に福井県越前市の伝統工芸品「越前和紙」コースターを添えています。
越前和紙とは
越前和紙は、福井県越前地方の岡太川流域で作られている和紙です。和紙の主な原料は、植物の表皮の内皮である靭皮繊維で、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などを用います。
越前和紙の特徴は、豊かな感性を刺激する生成(きなり)色の優雅な美しさと、高い品質です。
仕様/ Details
材質18-8ステンレス 漆塗装
付属品和紙コースター 桐箱(蓋は桐風ベニヤ)
大きさ本体:直径7.4cm×高さ8.5cm 容量約250ml
和紙コースター:9cm角×10枚
箱:幅9.7cm×奥行9.7cm×高さ10.6cm
重さ約145g(本体のみ)
■取り扱い方法・その他
卸販売も行っている為突発的な在庫切れが発生する場合があります、ギフトなどで多数ご入り用の場合は事前に在庫をお問い合わせ下さい。
漆芸品(塗り物)のため、取り扱いには十分ご注意ください。
ご使用前に内側を手洗いしてください。(研磨で生じるクズが入っている場合があります。)
食器洗浄乾燥機でのご使用は、お止め下さい。
段々と「におい」は、薄れて行きます。是非、お試し下さい。 ※本漆塗りの商品で、塗り上がり直後の商品の場合、ごくまれに「漆」でかぶれるお客様がおられます。十分に お気をつけ下さい。かぶれた場合は、最寄りのお医者様へ御相談下さい。
※他の食器と同時収納時や使用時でのカド当て、コスレ、爪たて、等されますと、「金箔や塗装」の剥離の原因となります。
※お湯や水などに浸け置き厳禁です。「塗料の剥離」や「金箔の剥離」の原因となりますので、お止め下さい。
※使用後は「優しく手洗いし柔らかな布で拭いて下さい」末永く塗装表面を守るためにも、厳守を御願い致します。
※電子レンジ・オーブン・直火・食器洗浄乾燥機等の本体に不具合を及ぼす機器のご使用は、破裂(中空式の為)、
金箔や塗装の劣化、機器の故障、火災等の原因となりますので、絶対にお止めください。
※本うるし塗りの商品は、完成より時間のたっていない場合は、漆特有の「におい」がする場合があります。
「におい」が気になるお客様には、軽く湯通しをし、風通しの良い、直射日光の当たらない場所に数日間放置して下さい。